保存刀装具 

伊藤鍔 正義

No.530156

長州住正義 吹寄透鍔
¥120,000(税込)
銘表 長州住正義
法量 縦 8.1 cm ・ 7.7 cm ・ 0.4 cm ・ 96.0 g
長門
時代 江戸時代
説明

竪丸形 鉄地 肉彫地透 象嵌 角耳小肉

伊藤派は、鍔専門工として活躍。武州伊藤派の家系は元禄時代の正長を初代として十代正隆(勝見)と継承している。このうち二代目の正垣が優れ、伊藤派の工法を開発大成した良工である。

初期とみられる正恒などには金を多用した平象嵌工法に糸透。後期と思える人たちには板鐔に各種の肉彫を施し色絵、小透、鋤出などの技術がみられる。

この一門には、他派、他国者達との技術交流がみられ、特に長州との頻繁な人事と技術交流が推察でき、長州式の鋤出彫工法は伊藤派にも広く取り入られている。これらの人々は同名で武州住と長州住と銘を切った。正義もその一人である。

長州住正義 吹寄透鍔/鍔
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