特別保存刀装具

尾張鍔/鐔

No.810488

日本刀盤図説 所載

尾張 左右重紋巴定木透鍔
¥300,000(税込)
極め 尾張
法量 縦 7.3 cm ・ 7.2 cm ・ 0.5 cm ・ 74.0 g
尾張
時代
説明

八木瓜形 鉄槌目地 地透 丸耳

日本刀盤図説 所載 

竹沢正夫著 156 八角形 定木一ツ巴地透

尾張鐔(尾張透鐔)は、現在の名古屋で製作され室町後期に始まり江戸初期に及んでいると推量される。同時代の透鐔の双璧である京透に比べ、力強く線の太い感じがある。図柄やつなぎの力強さ、肉置きの良さ、鉄色のさえなどが特色である。

丸形、竪丸形、次いで木瓜形あまり異形なものがない。切羽台は耳際の厚さに比べると少し低い。構図は上下左右釣り合いが対照的にまとまっていて、家紋図、糸巻図、琴柱図、茗荷図、花桐図などがあり人物図はない。

尾張 左右重紋巴定木透鍔/鐔 特別保存刀装具
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