保存刀装具 

長州 鍔

No.872321

長州萩住河治友直作 桐紋唐草透鍔
¥120,000(税込)
銘表 河治友直
法量 縦 8.6 cm ・ 8.5 cm ・ 0.4 cm ・ 98.0 g
長州
時代 江戸時代
説明

丸形 鉄地 肉彫地透 金布目象嵌 銀覆輪耳

長州は、東の水戸と並んで金工の数が多く鍔も量産された。

長州鍔工の代表には中井善助友垣、河治権之友周、岡田宣政などがいる。

武州伊藤派との技術や人事の交流が見られ、作風は、鉄地、丸形、両櫃孔、肉彫透、または鋤出彫。図柄は、草花と山水風景が好んで彫られ人物図は少ない。

河治家は、本家は權之允系(道友-友道-友近-友周-友富-正周)、友道の次男の友直が独立した六郎右衛門系(友次-友久-久次)を分派として栄えた。

友直は通称を六郎右衛門という。友道の次男で分家独立して河治別派六郎右衛門系を創設した。元禄十年没す。作風は鉄地丸形の鍔に肉彫地透と板鐔鋤出彫の手法を用いて高彫色絵や布目象嵌の工法を用いたり、武州伊藤派や正阿弥様式の工法も試用している。

長州萩住河治友直作 桐紋唐草透鐔
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