重要刀剣

中島来 刀

No.247933

中島来 来国長 薫山鞘書 南北朝初期 小足葉よく入り品格溢れ地刃冴え渡る傑作 二尺二寸六分
ご成約
極め 中島来
寸法 刃長 68.4 cm (二尺二寸六分)・ 1.8 cm ・ 3.2 cm ・ 2.2 cm ・ 4.5 cm ・ 16.6 cm
0.58 cm ・ 0.72 cm ・ 0.50 cm
660 g
山城 時代 南北朝時代
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、鋒延びる。
小杢目に、板目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄明るく冴える。
刃文 中直刃に、小乱れ交じり、湯走り掛り、小足・葉よく入り、小沸つき、金筋・砂流し掛り、匂口明るく冴える。
帽子 のたれ込んで先掃きかけて返る。
彫物 表裏に棒樋を掻き通す。
大磨上、先切、鑢目切、目釘孔三。
ハバキ 金着二重。
説明

来国長は、来国俊の門人で、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけ活躍したが、後に京より摂津国中島に移住したことから、中島来と呼称されている。作風は、来国光に近似している。この刀は、身幅広く3.2cmあり、鋒延びる南北朝の豪壮な体配で、小杢目に、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、冴えた美しい地鉄に、小足・葉よく入る小乱れ交りの中直刃を焼き、来派の特色がよく示され、品格溢れ、地刃冴え渡る傑作である。来国光に極まってよい名品である。認定書が紛失して証明書となりますが、日本美術刀剣保存協会確認済です。

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