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特別保存刀剣 Tokubetsuhozon Token
手掻 刀 Tegai Katana
No.305437手掻 鎌倉後期 重要候補 美しい地鉄に金筋幾重にも頻りに掛り地刃冴え渡る健全傑作刀 二尺二寸六分Tegai Late Kamakura period, Juyo candidate Kinsuji entered frequently with beautiful Jigane, Jiba is clear, Kenzen, a sound and excellent sword, 68.4cm
- 極めKiwame
- 手掻Tegai
- 登録証Registration
- 大阪府 Osaka 昭和56年9月29日 9/29/56(Showa)
- 時代Period
- 鎌倉後期Late Kamakura period
- 法量Size
-
刃長 68.4cm ( 二尺二寸六分) 反り 1.6cm
元幅 3.2cm 先幅 2.1cm 元重 0.60cm 鎬厚 0.75cm 先重 0.50cm 鋒長 3.4cm 茎長 18.5cmHachou 68.4cm ( 二尺二寸六分) Sori 1.6cm
Moto-Haba 3.2cm Saki-Haba 2.1cm Moto-Kasane 0.60cm Shinogi-Thikess 0.75cm Saki-Kasane 0.50cm Kissaki-Chou 3.4cm Nakago-Chou 18.5cm - 国Country
- 大和Yamato
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅広く、鎬高く、反り尋常、腰反り付き、中鋒。Shinogidukuri, Iorimune, Wide Mihaba, High Shinogi, Standard Sori, Koshizori-tsuki, Chu-Kissaki.
- 鍛Kitae
- 板目肌に、小杢目肌交じり、刃寄り棟寄り柾掛かり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、淡く映り立ち、鉄冴える。Itamehada, Mixed small-Mokumehada, Hayori-Muneyori-Masagakari, Jinie entered thick and fine, Chikei entered frequently, Faintly Utsuritachi, Iron is clear.
- 刃文Hamon
- 細直刃に、ほつれ・食違い頻りに掛り、小足・葉頻りに入り、小沸よくつき、金筋細かく幾重にも頻りに掛り、匂口明るく冴える。Hoso-Suguha, Hotsure, Kuichigai-shikirinikakari, Small-Ashi and You entered frequently, Small-Nie entered well, frequent fine and multiple layers of Kinsuji, Nioikuchi is bright and clear.
- 帽子Boushi
- 浅くのたれて焼き詰めごころ。Shallow Notarete-Yakitsumegokoro
- 茎Nakago
- 大磨上、先切、鑢目切、目釘孔三。Ohsuriage, Sakikiri, Yasurimegiri, Mekugiana are three(3)
- ハバキHabaki
- 金色絵二重。Double Kiniroe
- 説明Drscription
- 手掻派は東大寺に隷属した刀工集団で、東大寺転害門の門前に住していたことから､手掻（てがい）と呼称されるようになった。鎌倉中期正応（1288)頃の包永を祖とすると伝え、正宗十哲の兼氏も手掻派に属したといわれている。この刀は、身幅広く3.2cmあり、腰反りつき、中鋒となる鎌倉後期の姿で、小杢目肌に、地沸微塵に厚くつき、地景細かく頻りに入る美しい地鉄に、直刃調に、ほつれ・食い違い頻りに掛り、金筋幾重にも頻りに掛るなど刃中盛んに働き、地刃冴え渡る頗る健全な傑作刀である。手掻派は東大寺に隷属した刀工集団で、東大寺転害門の門前に住していたことから､手掻（てがい）と呼称されるようになった。鎌倉中期正応（1288)頃の包永を祖とすると伝え、正宗十哲の兼氏も手掻派に属したといわれている。この刀は、身幅広く3.2cmあり、腰反りつき、中鋒となる鎌倉後期の姿で、小杢目肌に、地沸微塵に厚くつき、地景細かく頻りに入る美しい地鉄に、直刃調に、ほつれ・食い違い頻りに掛り、金筋幾重にも頻りに掛るなど刃中盛んに働き、地刃冴え渡る頗る健全な傑作刀である。
