大和守安定(やすさだ)
標準価格
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安定は、紀伊石堂の出身で、元和四年生まれ、名を富田宗兵衛といい、正保2年に大和大掾を受領、慶安初年頃には江戸へ出て和泉守兼重の弟子となって作刀を始め、慶安年間に大和守へ転任している。同門の虎徹にも影響を与えたと伝える。新刀上作、切れ味には定評があり、新選組沖田総司の愛刀としても知られる。
大和守安定(やまとのかみ やすさだ)
概要
大和守安定は江戸時代前期、慶安から寛文頃(1648~1673年頃)に活躍した刀工で、江戸石堂派を代表する名工の一人です。初代は武蔵国江戸で作刀し、「大和守」を受領して以降は「大和守安定」と銘を切りました。切れ味と美しさを兼ね備えた実用刀を数多く鍛え、武士から高い評価を受けました。
作風
安定の刀は、姿が端正で反りは浅め、身幅は尋常で実戦向きの姿を示します。
地鉄は小板目肌がよく詰み、地沸が厚くついて精美な鍛えとなります。刃文は互の目乱れや丁子乱れを主体とし、小沸がよく付き、匂口は明るく冴えます。帽子は乱れ込んで小丸に返るものが多く、全体として華やかさと品格を兼ね備えています。
評価
安定は業物としても知られ、切れ味に優れた刀工として『懐宝剣尺』や『古今鍛冶備考』などでも高く評価されています。現代でも保存状態の良い作品は人気が高く、美術的価値と実用性を兼ね備えた刀として愛好家から高い支持を受けています。
沖田総司との関係
新選組一番隊組長・沖田総司の愛刀として「大和守安定」が広く知られています。
現存作
大和守安定の作品は国内外に数多く伝来しており、重要刀剣や特別保存刀剣に指定された作品も少なくありません。端正な姿と冴えた刃文を備えた作品は、江戸新刀を代表する名作として高く評価されています。












