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特別保存刀剣特別保存刀剣
井上真改 脇差井上真改 脇差
No.371477脇差 井上真改 菊紋 寛文十三年八月日 金筋長く頻りに掛り沸匂深く地刃冴え渡る傑作一尺七寸七分脇差 井上真改 菊紋 寛文十三年八月日 金筋長く頻りに掛り沸匂深く地刃冴え渡る傑作一尺七寸七分
- 銘表Mei-Omote
- 井上真改 井上真改
- 裏銘Ura-mei
- 菊紋 寛文十三年八月日菊紋 寛文十三年八月日
- 登録証Registration
- 東京都 Tokyo 令和6年3月16日 3/16/6(Reiwa)
- 時代Period
- 江戸時代前期寛文十三年江戸時代前期寛文十三年
- 法量Size
-
刃長 53.6cm (一尺七寸七分) 反り 1.1cm
元幅 2.9cm 先幅 1.9cm 元重 0.63cm 鎬厚 0.63cm 先重 0.45cm 鋒長 3.1cm 茎長 15.3cm 重量 443gHachou 53.6cm (一尺七寸七分) Sori 1.1cm
Moto-Haba 2.9cm Saki-Haba 1.9cm Moto-Kasane 0.63cm Shinogi-Thikess 0.63cm Saki-Kasane 0.45cm Kissaki-Chou 3.1cm Nakago-Chou 15.3cm Weight 443g - 国Country
- 摂津摂津
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅尋常、反りやや浅く、中鋒。鎬造、庵棟、身幅尋常、反りやや浅く、中鋒。
- 鍛Kitae
- 小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸微塵に厚く付き、地景頻りに入り、鉄明るく冴える。小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸微塵に厚く付き、地景頻りに入り、鉄明るく冴える。
- 刃文Hamon
- 小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸微塵に厚く付き、地景頻りに入り、鉄明るく冴える。小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸微塵に厚く付き、地景頻りに入り、鉄明るく冴える。
- 帽子Boushi
- 乱れ込んで先掃きかけて、深く返る。乱れ込んで先掃きかけて、深く返る。
- 茎Nakago
- 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違化粧、目釘孔一。生ぶ、先栗尻、鑢目筋違化粧、目釘孔一。
- ハバキHabaki
- 金着二重。金着二重。
- 説明Drscription
- 真改は、名を井上八郎兵衛といい、寛永7年（1630年）、初代国貞の次男として日向国木花村木崎にて生まれ、9歳より当時京都に居た父の下に赴き作刀を学び始め、20歳ごろには盛んに父の代作を行ったと云われている。慶安5年（1652年）24歳で父の死去に伴い国貞を襲名、同年に「和泉守」を受領、万治四年頃に朝廷より菊紋を茎に切ることを許され、寛文12年（1672年）8月より「真改」と名を改め、銘を「井上真改」と切るようになる。10年後の天和二年に五十三歳で急逝した。この刀は、真改43歳改銘後初期の作で、反りのやや浅い寛文新刀の姿に、小板目肌つむ精良で美しい地鉄に、のたれに、湯走り・飛び焼き・二十刃掛り、、足・葉太くよく入り、小沸深く美しくつき、砂流し掛り、金筋沸筋長く頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴え渡る傑作である。真改は、名を井上八郎兵衛といい、寛永7年（1630年）、初代国貞の次男として日向国木花村木崎にて生まれ、9歳より当時京都に居た父の下に赴き作刀を学び始め、20歳ごろには盛んに父の代作を行ったと云われている。慶安5年（1652年）24歳で父の死去に伴い国貞を襲名、同年に「和泉守」を受領、万治四年頃に朝廷より菊紋を茎に切ることを許され、寛文12年（1672年）8月より「真改」と名を改め、銘を「井上真改」と切るようになる。10年後の天和二年に五十三歳で急逝した。この刀は、真改43歳改銘後初期の作で、反りのやや浅い寛文新刀の姿に、小板目肌つむ精良で美しい地鉄に、のたれに、湯走り・飛び焼き・二十刃掛り、、足・葉太くよく入り、小沸深く美しくつき、砂流し掛り、金筋沸筋長く頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴え渡る傑作である。
