特別保存刀剣

了戒 脇差

No.201895

鎌倉中期正応頃

了戒 鎌倉中期 来国行子 精良な地鉄に映り立ち金筋長く頻りに掛る品格溢れる名品 一尺六寸九分
¥550,000(税込)
極め 了戒
登録証 東京都 令和 4 年 10 月 11 日
寸法 刃長 51.3 cm (一尺六寸九分)・ 0.9 cm ・ 2.6 cm ・ 1.8 cm ・ 3.0 cm ・ 12.6 cm
0.53 cm ・ 0.58 cm ・ 0.47 cm
373 g
山城 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、三ツ棟、身幅やや狭く、反りやや浅く、腰反りつき、中鋒。
小板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、映り立つ。
刃文 細直刃に、小足・葉入り、小沸つき、金筋長く頻りに掛り、匂口沈みごころ。
帽子 直ぐに小丸。
大磨上、先切、鑢目切、目釘孔二。
ハバキ 銀色絵二重。
説明

了戒は、鎌倉中期から後期にかけての来派の刀工で、名を九郎左衛門と称し、来国行の子と伝え、来国俊とは兄弟となる。現存する年紀は、正応・永仁・嘉元等で、来国俊と同世代の刀工であることが認められる。作風は、来国俊に近似しているが、白けが目立ち、刃中が潤みごころとなる特色がある。この刀は、腰反りつく小太刀で、小板目肌つみ、杢目肌交じりの地沸が細かくつく精良な地鉄に、映り立ち、細直刃に、小足・葉頻りに入り、小沸つき、金筋長く頻りに掛るなど刃中よく働き、匂口沈みごころとなる品格溢れる名品である。

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