則重 井伊家伝来 最上作 究極の松皮肌に華やかに乱れ金筋稲妻頻りに掛り明るく冴える最高傑作 二尺二寸九分
第22回重要刀剣

則重 刀

No.855100

則重 井伊家伝来 最上作 究極の松皮肌に華やかに乱れ金筋稲妻頻りに掛り明るく冴える最高傑作 二尺二寸九分

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Kiwame
則重
Registration
Kanagawa 3/14/26(Showa)
Period
鎌倉末期元亨頃
Size

Hachou 69.2cm (二尺二寸九分) Sori 1.5cm
Moto-Haba 2.9cm Saki-Haba 2.1cm Moto-Kasane 0.46cm Shinogi-Thikess 0.63cm Saki-Kasane 0.47cm Kissaki-Chou 3.2cm Nakago-Chou 19.5cm Weight 631g

Shape
鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、腰反りつき、中鋒。
Kitae
大板目肌に、杢目肌交じり、地沸厚くつき、乱れ映りたつ。
Hamon
のたれて、小乱れ・互の目交じり、湯走り・飛び焼き掛り、足・葉頻りに入り、小沸深く付き、金筋砂流し頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴える。
Boushi
のたれ込んで焼き詰めごころ。
Nakago
大磨上、先切、鑢目切、目釘孔三。
Habaki
金着二重。
Drscription
越中則重は、越中国婦負郡呉服の住で、江義弘の父と伝える。『古今銘尽』など江戸期の刀剣書は正宗十哲の一人として挙げているが、年紀に延慶・正和等が見られることなどから、新藤五国光門で、正宗の兄弟子にあたるようである。作風は正宗に類似するが、鍛肌に特色があり、大板目が肌立ち地景が太く頻りに入り、渦巻き状を見せるなど、いわゆる「松皮肌」と呼称される同工独特の肌合を呈する。この刀は、大板目肌に渦巻き状の肌が頻りに入り、地景黒くよく入り、黒味を帯び、肌立つ、究極の松皮肌を程し、のたれて、互の目に、丁子刃交じり、湯走り・飛び焼き頻りに掛り、足・葉頻りに入り、華やかに乱れ、沸深く付き、金筋・稲妻・砂流し頻りに掛るなど刃中の働き激しく、匂深く、匂沸織成し美しく絡み、匂口明るく冴える則重の持ち味を顕現する出色の出来である。井伊家伝来。
則重 刀 重要刀剣