重要刀剣
千手院 刀
No.281638
- 第20回重要刀剣 千手院 鎌倉前期宝治頃 足頻りに入り金筋長く幾重にも頻りに掛る健全最高傑作 二尺四寸五分
極め | 千手院 |
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寸法 | 刃長
74.1 cm (二尺四寸五分)・
1.7 cm
・ 3.0 cm
・ 1.7 cm
・ 3.1 cm
・ 22.2 cm
0.61 cm ・ 0.76 cm ・ 0.45 cm 820 g |
国 | 大和 時代 鎌倉時代 |
姿 | 鎬造、庵棟、身幅広く、鎬高く、重ね厚く、反りやや深く、腰反りつき、中鋒。 |
鍛 | 板目肌に、杢目交じり、刃寄り流れて柾目肌となり、地沸微塵につき、肌立ち、地景入り、映り立つ。 |
刃文 | 直刃調に、小互の目交じり、食い違い・ほつれ・打ちのけ・二十刃・飛び焼きなど掛り、足・葉頻りに入り、小沸よくつき、金筋長く幾重にも頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴える |
帽子 | 火炎風に掃きかけて返る。 |
茎 | 大磨上、先切、鑢目切、目釘孔二。 |
ハバキ | 金着一重。 |
説明 | 千手院派は、平安時代後期に興ったとされる大和最古の流派で、大和国奈良の東大寺に隷属する僧形の承仕法師が、もっぱら東大寺の僧兵の為に鍛刀をしていた。若草山麓の千手谷に鍛冶場があり、同地に千手観音を本尊とする千手院堂があり、その名が付いたと云う。この刀は、身幅広く、鎬高く、重ね厚く、反りやや深く、先細く、腰反りつく時代の上がる豪壮な太刀姿で、板目肌に、杢目交じり、刃寄り正目肌となり、地景入り、地沸微塵に付き、映り立つ地鉄に、直刃調に小互の目交じり、食い違い・ほつれ・打ちのけ・二十刃・飛び焼き掛るなど変化に富み、足・葉入り、小沸よくつき、金筋長く幾重にも頻りに掛り、砂流し掛るなど刃中の働き盛んで、覇気溢れ、匂口明るく冴え渡る同派中の最高傑作である。尚且つ刃肉よく付き、研ぎ減り無く、重量も820gもあり頗る健全である。 |

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