繁慶 葵紋透金無垢ハバキ ひじき肌に金筋沸筋砂流し頻りに掛り沸匂深く明るく冴える生茎傑作 二尺三寸
Tokubetsuhozon Token No.788648

Katana Hankei Aoimon Sukashi Kinmuku habaki, Hijiki-hada, Kinsuji, Niesuji and Sunagashi entered frequently, Nie-Nioi entered deep, bright and clear, Ubu-Nakago masterpiece 69.6cm

¥7,350,000(tax included)

表銘 繁慶

  • 刃長

    69.6cm

    ( 二尺三寸)

  • 反り

    1.1cm

  • 元幅

    3.0cm

  • 先幅

    2.0cm

  • 元重

    0.60cm

  • 鎬厚

    0.62cm

  • 先重

    0.62cm

  • 鋒長

    3.5cm

  • 茎長

    19.2cm

  • 重量

    682g

姿
板目肌に、流れ肌交じり、地沸厚くつき、地景入り、鉄冴える。
板目肌に杢目交じり、地沸微塵につき、地景入り、乱れ映り立つ

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刃文
のたれて、互の目に、丁子刃交じり、湯走り・飛び焼き頻りに掛かり、足・葉頻りに入り、沸深くよくつき、金筋・沸筋・砂流し幾重にも頻りに掛かり、匂深く、匂口明るく冴える。

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繁慶は、通称を野田善四郎清堯といい、生国は三河で、鉄砲鍛冶を家業とし、家康に付き従い江戸へ上り、日本橋鉄砲町居住の鉄砲師胝(あかがり)宗八郎に師事し、さらに鉄砲師としての腕を磨いた。その後、隠居した家康と共に駿府へ移り、この時に刀を造り始めたと云われ、家康没後は、再び鉄砲町へ戻り、二代将軍秀忠に仕え、刀は繁慶銘で鉄砲は清堯銘で鍛造している。初代康継とほぼ時代を同じくし、江戸鍛冶の先駆者である。新刀最上作。この刀は、三つ棟となり、茎は薬研形に鑢が表大筋違・裏逆大筋違となり、銘は太鏨の繁慶独特のもので、板目に杢目・流れ肌交じり、地沸が厚くつき、黒く地景が頻りに入る所謂ひじき肌を呈し、のたれて、互の目に丁子刃交じり、湯走り・飛び焼き頻りにかかり、沸深くよくつき、大小の沸が明るく輝き、金筋・沸筋・砂流し幾重にも頻りにかかり、刃中の働き見事で、匂深く、覇気溢れ、匂口明るく冴える傑作である。

生ぶ、先薬研形、鑢目表大筋違・裏逆大筋違、目釘孔一。
時代
江戸初期寛永頃
武蔵
生ぶ、先薬研形、鑢目表大筋違・裏逆大筋違、目釘孔一。

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鑑定書

帽子
金筋掛り、匂深く掃きかる。
ハバキ
金無垢二重葵紋透47.3g。

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